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Node-RED WCU-C13u用設定プログラム

  Node-RED上で動作するWCU-C13u用の設定プログラムです。
  TeraTermを起動してコマンドを入力しても同じように設定できますが、
  Node-REDを使用するとマウス操作で簡単に設定できるようになります。

  ダウンロードはこちら WCU-C13u用設定プログラム (nodered_wcu13u_flow.txt)
  上のテキストファイルをエディタなどで開きコピーして読み込んでください。
  読み込み方法の詳細はこちら



  全体のイメージは上の通りですが、ブラウザの表示幅によって各ブロックの配置が変わります。
  緑系の色が読み出し用のボタン、ピンク系の色が書き込み用のボタンになっています。



 各項目の説明


 serial out serial in
 シリアル通信時の出力文字と入力文字です。
 serial outは送信した文字(コマンド)、serial inは受信した文字を表示します。
 1行の表示なので、後述するRIFコマンド時は最後の行だけ表示されます。


 ID設定
 グループID、自己ID、宛先IDの設定、読み出しを行います。
 RGI、RMI、RDIを押すと現在の値が表示されます。
 10進数での表示になりますが、シリアル通信は16進数で行われます。
 SGI、SMI、SDIを押すと設定した値が書き込まれます。


 無線出力設定
 無線出力の設定、読み出しを行います。
 READ POWを押すと現在の値がserial inに表示されます。
 0DBM〜13DBMを押すと、各送信出力の値が設定されます。
 ※無線通信モードやチャネルにより規定上設定できない場合があります。


 無線通信モード設定
 無線通信モードの設定、読み出しを行います。
 READ MODEを押すと現在の値がserial inに表示されます。
 75K〜625を押すと、各通信モードの値が設定されます。
 ※無線出力やチャネルにより規定上設定できない場合があります。


 無線チャネル設定
 無線チャネルの設定、読み出しを行います。
 READ CHを押すと現在の値が表示されます。
 10進数での表示になりますが、シリアル通信は16進数で行われます。
 SET CHを押すと、表示されているチャネルが設定されます。
 ※無線通信モードや無線出力により規定上設定できない場合があります。


 インターバルタイマー設定 (WCU-C13uのみ)
 一定期間で繰り返し送信を行う場合に送信間隔の設定、読み出しを行います。
 READ ITを押すと現在の値と単位が表示されます。
 10進数での表示になりますが、シリアル通信は16進数で行われます。
 SET ITを押すと、表示されている値と単位が設定されます。


 I/Oモード設定 (WCU-C13uのみ)
 ポート入力、ポート出力の設定、読み出しを行います。
 RIM、ROMで現在の設定が表示されます。 (プルアップ・プルダウン・なし)
 SIM、SOMで表示されている値が設定されます。 (ノーマル・リバース・トグル)


 リトライカウント設定 (WCU-C13uのみ)
 ポート入力送信時、送信回数の設定、読み出しを行います。
 READ RCを押すと現在の値と単位が表示されます。
 SET RCを押すと、表示されている値と単位が設定されます。


 少し特殊なコマンドです。 (SLEEP、WAKEは、WCU-C13uのみ)
 RIFは、IDやchannelなどの読み出しを一括して行います。
 serial inの1行だけでは見られないので、コマンドプロンプトやデバッグウィンドウで確認してください。
 INISETは、各設定を初期値に戻します。
 SLEEP、WAKEは、WCU-C13uのみで使用できます。
 スリープモードに入ったり、スリープから抜けたりするためのコマンドです。



 フローの簡単な説明



  フローは、シリアル出力側とシリアル入力側に大きく分けられます。

  シリアル出力側は、さらに読み出し用コマンド、書き込み用(設定用)コマンドに分けられますが、
  読み出し用は設定したコマンドをそのままシリアル出力しています。

  途中に入っているファンクションノード(get command)は頭3文字のコマンドだけを抜き出して
  メモリにストアし、シリアル入力側の選別に使用しています。
  この選別はスイッチノードで行っています。

  シリアル入力側にあるスイッチノード後のファンクションノードは、IDやチャネル番号などの値を抜き出し、
  10進数に変換後、各ダッシュボードへ入力して現在値を表示させています。
  各ダッシュボードノードの後ろにあるファンクションノードで、それらの値を個別にストアしています。

  書き込み用のコマンドが入力されると、その後のファンクションノード内で、
  上記のストアされた値をメモリから取得して16進数に変換後シリアル出力しています。

  コマンドが多いので少し複雑に見えますが、個別に取り上げると比較的シンプルな構成になっています。

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