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外観・概要 |
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WCU-251Aは、WCU-251にプログラムを実装した8chアナログ(12bitA/D)・8ポートデジタル通信実験ボードです。プログラム済みのため、電源オンで即ご使用いただけます。
- 超小型 アンテナを含めて20x40mm
- 設定により送信・受信の切替が可能
- 8チャネルの12bitA/D変換信号の送受信が可能 (Vref 電源電圧)
- 8ポートのデジタル信号(ON/OFF)の送受信が可能
- 受信時、各信号のLCD表示出力が可能 (切替)
- 受信時、デジタル信号の上位4ビットをポート出力が可能
- 受信時、各信号をシリアルデータとして出力が可能
- チャネル切替で4台同時使用が可能
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設定 |
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項 目 |
使用ポート |
設定値 |
送受信切替 |
P2.0 |
Hi:送信 (送信周期 5ms〜1s 連続送信)
Lo:受信 |
送信動作周期切替
/受信動作ボーレート切替
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P2.2
P2.1 |
<送信時>
P2.2 P2.1 周期 (A/Dサンプル周波数)
Hi Hi 5ms 200Hz
Hi Lo 10ms 100Hz
Lo Hi 100ms 10Hz
Lo Lo 1000ms 1Hz
<受信時>
P2.2 P2.1 シリアル出力ボーレート
Hi Hi 230400bps
Hi Lo 115200bps
Lo Hi 38400bps
Lo Lo 19200bps
※送受周期が速い場合、受信ボーレートも速くしないと取りこぼしが発生します。
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周波数切替 |
P2.4
P2.3 |
P2.4 P2.3 ch 周波数
Hi Hi 3 2478MHz
Hi Lo 2 2453MHz
Lo Hi 1 2428MHz
Lo Lo 0 2403MHz
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入出力ポート |
P1.7〜P1.0
P0.7〜P0.0 |
<送信時>
P1.7〜P1.0 デジタル入力ポート
P0.7〜P0.0 アナログ入力ポート
<受信時>
P1.6〜P1.0 LCD出力ポート
P0.7〜P0.4 デジタル出力ポート 上位4ビット
P0.3 シリアル出力ポート
P0.2〜P0.0 表示設定入力ポート
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※送信時P1は内部プルアップなし、P2は内部プルアップありとなっています。
※受信時P0.2〜P0.0、P2とも内部プルアップありとなっています。
※電波が途切れても受信側のデジタル出力は保存されます。シリアルデータは途絶えます。 |
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項 目 |
仕様 |
通信手順 |
通信速度 : P2.2 P2.1の設定値による
パリティー : なし
データビット数 : 8
ストップビット : 1
その他制御 : なし
※レベル変換していませんのでPC等との接続にはご注意ください。 |
送信動作同期切替
/受信動作ボーレート切替
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電波を受信するとデータ出力を行います。データ系列は次の通り。
AN0:AN1:AN2:AN3:AN4:AN5:AN6:AN7:P1:CNT:(CR/LF)
BYTE数 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 計18Byte
AN0〜AN7 :P0 12bitA/Dデータ 7FFFh〜0000h (HLの順)
P1 :P1 デジタルデータ 00h〜FFh
CNT :A/Dカウント値 連続で00h〜FFhを繰り返します。
ASCII形式 CR/L付き
データ例)7FE07FCC7FDC7FE47FE87FBC7FFF7FFFFF01
※A/D値は起動時にゼロ調整を行っています。
※個々のばらつきなどで誤差が生じることがあります。
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項 目 |
仕様 |
LCD表示端子 |
推奨LCD 16桁x2行
動作確認済みモジュール 秋月電子 SC1602BSLB、SD1602HULB
(5V-3.3V電圧レベル変換を通して)
P1.6 R/W
P1.5 RS
P1.4 EN
P1.3〜P1.0 DATA(DB7〜DB4)
※レベル変換していませんのでLCDとの接続にはご注意ください。
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表示切替
スイッチ
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P0.0 詳細データ表示の切替 アップ
P0.1 詳細データ表示の切替 ダウン
P0.2 Hex・mV表示の切替 mV表示は、フルスケール3.3V換算
※LCD表示を切り替えてもシリアル出力には影響しません。
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送信側参考回路図 |
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ディップスイッチの6番を開放(OFF)すると送信ユニットとして動作します。C1〜C16はノイズ低減用コンデンサです。場合により削減することができます。ディップスイッチの切替で受信ユニットとしても動作しますので、プッシュスイッチを押すと出力ポートがショートする可能性があります。ご注意ください。 |
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受信側参考回路図 |
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ディップスイッチの6番をショート(ON)すると受信ユニットとして動作します。デジタルポートの上位4ビット及びLCD表示、シリアル出力を行います。LCD表示はP0.2〜P0.0の操作により切り替えることが可能です。各出力はレベル変換していませんので、接続にご注意ください。
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実験ボードWCU-CTBを使用してのテスト |
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専用実験ボードWCU-CTBを使用するとより簡単に通信実験が行えます。
上記参考回路のパターンが引かれてありますので、各電子部品を実装するとアナデジリモートコントロールのテストが行えます。
送信側、受信側に分けて実装すると下のようになります。 |
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送信側 |
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受信側 |
LCD表示はポート操作で各チャネルを切替できます。
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シリアル出力をPCで記録してエクセルでプロットさせた場合 (8ch中、1chのみサイン波)
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