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 技術情報 WCU−241D 小型無線ユニット ポート制御ソフト実装品
外観・概要



WCU-241Dは、WCU-241にプログラムを実装した8ポートデジタル通信用ボードです。プログラミング済みのため、電源オンで即ご使用いただけます。
  • 超小型 アンテナを含めて20x40mm
  • 設定により送信・受信の切替が可能
  • 送信時の出力は Hi/Lo の切替が可能
  • 8ポートのデジタル信号(ON/OFF)の送受信が可能
  • 受信側ポート出力の反転動作も可能
  • チャネル切替で4台同時使用が可能

設定

項 目 使用ポート 設定値
送受信切替 AN0  Hi:送信
 Lo:受信
送信出力切替
/ポート出力反転切替
AN1  <送信時>
 Hi:ローパワー -10dBm
 Lo:ハイパワー  0dBm
 <受信時>
 Hi:ポート出力反転
 Lo:ポート出力ノーマル
チャネル切替 AN3・AN2  AN3 AN2 ch 周波数
  Hi  Hi  0 2405MHz
  Hi  Lo  1 2415MHz
  Lo  Hi  2 2425MHz
  Lo  Lo  3 2435MHz
入出力ポート P1.1・P0.1〜P1.7  送信時は入力ポート
 受信時は出力ポートとして動作

※ A/Dポートの入力はLo:0V Hi:1.5Vです。Max値が1.5Vとなっているため、それ以上の電圧はかけないようにご注意ください。ボード内のAD_REFを使用すると便利です。
※ 電波が途切れても受信側の出力は保持されます。
※ プログラムの上書きも可能で、通常のWCU-241としてもご使用いただけます。

送信側参考回路図



ディップスイッチの4番を開放すると送信ユニットとして動作します。R1はEEPROMとの競合を避けるための保護用の抵抗、C1〜C8は、ノイズ低減用コンデンサです。場合により削減することができます。ディップスイッチの切替で受信ユニットとしても動作しますので、プッシュスイッチを押すと出力ポートがショートする可能性があります。ご注意ください。

受信側参考回路図



ディップスイッチの4番をショートすると受信ユニットとして動作します。LEDのドライバとして74HC04を使用しています。ディップスイッチの3番がショートのときは、ポート出力がノーマル状態になります。送信側のプッシュスイッチを押すと、各ポートの信号はHi → Loレベルに変化しますが、インバータ(HC04)が入っているためLEDは、点灯→消灯となります。ディップスイッチの3番がオープンになるとポート出力は反転し、LEDの点灯動作も反転します。

マザーボードWCU-24Mを使用してのテスト

専用マザーボードWCU-24Mを使用するとより簡単に通信実験が行えます。
上記参考回路のパターンが引かれてありますので、各電子部品を実装するとリモートコントロールのテストが行えます。電子部品は別売のWCU-24Pをご利用いただけます。送信側、受信側に分けて実装すると下のようになります。

送信側 受信側


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